何目指してるの？と言われて困っている人へ。

「何目指してるの？」


何か１つのことに打ち込んでいると、周りからこんな一言をかけられた人は、ほぼ１００％でしょう。

やり始めたころは、こういう質問をされることが気になる人もいると思います。

初めのうちは、私もそうでした。


皆さんは、この質問に何て答えていますか？




（アジアまであと2週間！）



おそらくだいたいの方が、質問してくる側の言葉に、棘を感じているのではないでしょうか？

馬鹿にされてる、理解されない、と感じ、反論したい気持ちになる方が多いと思います。

「こいつこんなことにお金も時間もかけて馬鹿みたい」

「そんなことより他にやることあるでしょ」

そんな風に思っているんでしょ、どーせ！　っていう（笑）。




確かに、聞く側がそういう意図で聞いてくることも、もしかしたらあるでしょう。

私も、「トレーニングとか筋トレとかしても本当に意味ないと思う」

なんて言われたこともあります（苦笑）。



”愚かさで十分説明されることに悪意を見出すな”
Never attribute to malice that which is adequately explained by stupidity.

ハンロンの剃刀という考え方です。




その質問をしてくる人は、ほとんどの場合悪意は全くなく、

ただ単純に、皆さんが熱中しているその世界とその価値を知らないだけなんです。




もちろん、中には目指しているものが明確にあって説明できる人もいるかもしれませんが、そうじゃない人もいる。


ほとんどの人は、行き着く先なんかわからないけど、その過程で変わっていく自分が楽しい、その過程が心地よくて熱中していると思います（私もそうです）。

何を目指しているのかなんて、自分でもよくわからないものを答えようもありませんよね。




かと言って、聞き手は真面目な答えを聞きたいのでしょうか？

NOでしょう。

たとえそこで思いのたけをアツく語ったとしても、

「お、おぅ・・・」
って感じになる。

聞く準備が出来ていないんです。




立派なコミュニケーションギャップですねぇ。笑




私は、最近はこういう質問にあまり真剣に答えてはいないです。

「うーん、なんでしょうねぇ」ってスルーします。



もし本当に自分の気持ちを伝えたいと思ったら、

１．その人に話す価値があるか考える。

全ての人に理解してもらう必要はないですもんね。


２．その人に聞く準備があるかどうか考える。

忙しそうで、すぐに会話が終わってしまいそうな状況は避ける。




うまく説明できない自分にもどかしさを感じることもあると思います。

でも、目指す姿が決まっていないのはダメなことではないと思います。


継続して、考え続けて、実行し続けていれば、自分でも見えていなかったものが見えてくる時が来ます。

その時には、目指すものが今よりも明確になり、かつ、今の自分からはもう既に別の人間に変わっているはずですから、、、

それは、今よりも確実に、目指すものに近づいているはず。。。






「何めざしてるの？」


皆さんは、なんて答えていますか？
興味があるので教えてください。

（聞く準備、できてますよ！笑）