少し前になりますが、GW中にこんなイベントに行ってきました。
TOKYO RAINBOW PRIDE(トーキョーレインボープライド)
今回20万人を動員した、LGBTをはじめとするセクシュアル・マイノリティの存在を社会に広め、「"性"と"生"の多様性」を祝福するイベントです。
スポーツメーカー、アパレル、IT企業、金融機関など、大手企業がこぞってブースを構えて、世代・職業・性別問わず色々な人が来て歌にダンス、衣装、食べ物などなど、盛り上がりがすごかったです!
変化しようとするエネルギーが感じられました。
ここで、知り合いがFamiee Projectという、現状の法律でパートナーと認められない人々の関係性の証明を作るプロジェクトに携わっていたので、そのブースを訪問してきました。
ファミープロジェクト!
イーサリアムのブロックチェーンを使って、関係性の証明書を作成します。
ブロックチェーンは、知っている方も多いですが、記録したら、変更・改ざんができません。
匿名性も高く、ここに刻まれてた内容は、鍵のコードを持つ本人たちしか知ることはできません。
お世話になっている内山さん。お互いの挑戦を応援し合う関係でいることをイーサリアムに刻みました。
カップル宣誓書なんて書いてあるから、なんだか照れ臭いけど、誤解はないでしょう。(笑)
ブロックチェーンの若手起業家・技術者の方々とSlush以来の再会!
20代とは思えない、見識の深さと将来へのビジョンに、ただただ圧倒されます。
このサービスはまだ試作段階で、今後様々なところと連携したり、汎用的なサービスになっていくようで、今後の発展が楽しみです。
そして、このイベントに参加しながら、ふと、最近起きたスリランカでのテロのことを考えていました。
スリランカのテロは、ニュージーランドで起きた白人至上主義のテロの報復として、
イスラム国が実行したという説があるそうです。
スリランカのテロの後、そのNYタイムズで出された記事の日本語訳。
知り合いのサムソンさんがメルマガで紹介していたものです。
2つの大富豪家族の運命を分けたスリランカのテロ(元記事)
実行犯は、とても裕福な家の生まれだったようです。
戦争を2度と起こしてはいけないと、
終戦後から、日本国民はずっとこれを言い続けて
日本は戦争に関与しないよう憲法に謳い、自国が関与することを避けてきました。
しかし、世界の様々なところで戦争や悲惨なテロ行為は続いていて、
日本国民が関わる戦争がなくなっても、世界から戦争はなくならないんだなと。
過去に起きた戦争は、地理的、イデオロギー的に世界各地で同時多発的に連鎖していったことが発端でした。
インターネットが世界をここまで繋げてしまった以上、その伝播するリスクは物理的な距離を超えて、これまで以上に高くなっているのかな、と感じます。
そう思う一番の理由が、ヘイトです。
人種差別、性的思考、宗教・信条の違い
そういうことを理由にして、他者を理解するという行為をしなくなっている人が山ほどいます。
XX(宗教)は無条件でテロリスト
YY(特定の性的思考)は人道に反する
ZZ(人種)は武器を持っていて危険
信じられないような言動・思考が、世の中には溢れています。
そして、そのような思考をする人達は、実際に目の前で話をすると、普通の人達なんです。極端な思考をしていると私達が思っている彼らは、全く極端な思考だとは思っていないんです(下記対談におけるユヴァル・ノア・ハラリ教授談)。
家族がいて、子供がいて、お金があり、裕福。
そんな人が、ヘイトや過激思想と思わない思考を持ち、それが無意識的にインターネットに運ばれて遠くへ広がる。
遠隔地で起きる様々なことの原因が、予測がつかなくなってきています。
しかし同時に、こういったイベントのように、癒そうとするパワーの高まりも感じ、ネットで繋がるからこそ強まる前向きなエネルギーが、今後ヘイトの問題にどのように影響していくのだろう、、
そんなことを、このイベントに参加しながらふと考えていました。
確かに、世の中の不合理なことは外部で生み出されており、
それが解決しない限り自分は何もしようがないと思うことは多いことは事実です。
つい先日、コンビニでプリントをしており、機械が古くてなかなかうまくいかず、、、
このプリントがでないと、新規先に手ぶらでミーティングに行くんだなぁ、
〇ァミマのせいだ、ク〇ったれ!と外部のせいにしています。(笑)
もちろん、これがヘイトではありません。
しかし多くのヘイトは、このように、何かの責任の発端を外部に見出すことで成り立っているとも言えます。
ヘイト思想があふれる中で個人ができることとすれば、
1.身の回りのヘイトに加担しない・距離をとること。
2.自分に向き合う責任を果たそうと努めること。
と思います。
1.身の回りのヘイトに加担しない・距離をとること。
ネットで、「こいつマジアホ」とか、軽い気持ちでからかったり、差別的な言葉を意図的に・無意識的にリツイートしたり、そういう軽い行為・発言・思考をする人達と距離を置くこと。
その行為自体がどうではなく、その行為の本質は、どういうことなのか?
何かの問題に、超えてはいけない線があるとしたら、ヘイトの場合は、それを超えているのではなく、ベクトルが同じなのかどうかという視点ももつべきかと思います。
そして、知り合いが意識的に・無意識的にそんな行為に加担していたら、どうすればいいのか?
私なら、その人と話ができる関係性であれば、実際に会った時に話します。
(テキストで伝えるには誤解を生みやすいので)
私も無意識にそうなってしまっていたらいたら、指摘してくれることはどんなにありがたいことか、、、。
そういうことができないとしたら、フォローを外す、ミュートにする、距離を取るかどうかは自分自身です。
2.自分に向き合う責任を果たそうと努めること。
自分に向きあえている時ほど、問題の原因を外部に見出さなくなってくると思います。
でも、人は楽をしたがる生き物です。
自分に向き合うのは苦しいから、他者や外部を責めて、自分に責任がないと考える方が、気持ち的に楽なんですよね。
そういう意味で、トレーニングはそんな自分と向き合う力を養ってくれると思います。
変えることができるのは自分のみ。
やったらやっただけ自分の意識が変えられる。
世界平和のためのトレーニングというと、なんだかモチベーションが湧いてきませんか!!
(この文章だけ見ると、なんのことやら・・・ですが。笑)
まとめ:まず自分たちができることは、知ること、理解を深めること
そうはいっても、こういう問題は身近ではないことが多く、TVを消したり、携帯を閉じたら、「よし、仕事しなきゃ。」「さて、トレーニングしよう。」
と、他人事になってしまいますよね。
ですが、”全ての問題の原因は、憎しみではなく無関心からきている”と、
ユヴァル・ノア・ハラリ教授が記事でおっしゃっているように、
まずは知ることで自分を変えることから始めてみようと、思います。
これを読んで、少しでも世界で起きていることを知る努力をしよう、でもどうやって?と思った方。
第一歩として、サムソンコーナーのメルマガ(日本語・無料)を購読しましょう。
世界中のメディアの記事を選んで、日本語に訳してくれています。バックナンバーも見てみてください。
日本のメディアと違う報道の在り方、ものの見方を学べます。
ご本人には一度しかお会いしたことがないのですが、
インスピレーションと才能が溢れすぎて垂れ流しになっているような方で、忘れられません。
溢れる情報を取捨選択するために、自分の軸を定めるのってなかなか難しいと思います。
信頼できる視点を持った方のフィルターを利用するのは、効率良く情報を選び、学べる1つの手だと思います。
頭が凝り固まっている方、退屈してる方、海外の情報にもっと触れたいけど英語が苦手、な方、是非チェックしてみてください。
サムソンさん、記事いつも楽しみにしています♪
では今日はこんなところで・・・・・
TOKYO RAINBOW PRIDE(トーキョーレインボープライド)
今回20万人を動員した、LGBTをはじめとするセクシュアル・マイノリティの存在を社会に広め、「"性"と"生"の多様性」を祝福するイベントです。
スポーツメーカー、アパレル、IT企業、金融機関など、大手企業がこぞってブースを構えて、世代・職業・性別問わず色々な人が来て歌にダンス、衣装、食べ物などなど、盛り上がりがすごかったです!
変化しようとするエネルギーが感じられました。
ここで、知り合いがFamiee Projectという、現状の法律でパートナーと認められない人々の関係性の証明を作るプロジェクトに携わっていたので、そのブースを訪問してきました。
ファミープロジェクト!
イーサリアムのブロックチェーンを使って、関係性の証明書を作成します。
ブロックチェーンは、知っている方も多いですが、記録したら、変更・改ざんができません。
匿名性も高く、ここに刻まれてた内容は、鍵のコードを持つ本人たちしか知ることはできません。
お世話になっている内山さん。お互いの挑戦を応援し合う関係でいることをイーサリアムに刻みました。
カップル宣誓書なんて書いてあるから、なんだか照れ臭いけど、誤解はないでしょう。(笑)
ブロックチェーンの若手起業家・技術者の方々とSlush以来の再会!
20代とは思えない、見識の深さと将来へのビジョンに、ただただ圧倒されます。
このサービスはまだ試作段階で、今後様々なところと連携したり、汎用的なサービスになっていくようで、今後の発展が楽しみです。
そして、このイベントに参加しながら、ふと、最近起きたスリランカでのテロのことを考えていました。
スリランカのテロは、ニュージーランドで起きた白人至上主義のテロの報復として、
イスラム国が実行したという説があるそうです。
スリランカのテロの後、そのNYタイムズで出された記事の日本語訳。
知り合いのサムソンさんがメルマガで紹介していたものです。
2つの大富豪家族の運命を分けたスリランカのテロ(元記事)
実行犯は、とても裕福な家の生まれだったようです。
戦争を2度と起こしてはいけないと、
終戦後から、日本国民はずっとこれを言い続けて
日本は戦争に関与しないよう憲法に謳い、自国が関与することを避けてきました。
しかし、世界の様々なところで戦争や悲惨なテロ行為は続いていて、
日本国民が関わる戦争がなくなっても、世界から戦争はなくならないんだなと。
過去に起きた戦争は、地理的、イデオロギー的に世界各地で同時多発的に連鎖していったことが発端でした。
インターネットが世界をここまで繋げてしまった以上、その伝播するリスクは物理的な距離を超えて、これまで以上に高くなっているのかな、と感じます。
そう思う一番の理由が、ヘイトです。
人種差別、性的思考、宗教・信条の違い
そういうことを理由にして、他者を理解するという行為をしなくなっている人が山ほどいます。
XX(宗教)は無条件でテロリスト
YY(特定の性的思考)は人道に反する
ZZ(人種)は武器を持っていて危険
信じられないような言動・思考が、世の中には溢れています。
そして、そのような思考をする人達は、実際に目の前で話をすると、普通の人達なんです。極端な思考をしていると私達が思っている彼らは、全く極端な思考だとは思っていないんです(下記対談におけるユヴァル・ノア・ハラリ教授談)。
家族がいて、子供がいて、お金があり、裕福。
そんな人が、ヘイトや過激思想と思わない思考を持ち、それが無意識的にインターネットに運ばれて遠くへ広がる。
遠隔地で起きる様々なことの原因が、予測がつかなくなってきています。
しかし同時に、こういったイベントのように、癒そうとするパワーの高まりも感じ、ネットで繋がるからこそ強まる前向きなエネルギーが、今後ヘイトの問題にどのように影響していくのだろう、、
確かに、世の中の不合理なことは外部で生み出されており、
それが解決しない限り自分は何もしようがないと思うことは多いことは事実です。
つい先日、コンビニでプリントをしており、機械が古くてなかなかうまくいかず、、、
このプリントがでないと、新規先に手ぶらでミーティングに行くんだなぁ、
〇ァミマのせいだ、ク〇ったれ!と外部のせいにしています。(笑)
もちろん、これがヘイトではありません。
しかし多くのヘイトは、このように、何かの責任の発端を外部に見出すことで成り立っているとも言えます。
ヘイト思想があふれる中で個人ができることとすれば、
1.身の回りのヘイトに加担しない・距離をとること。
2.自分に向き合う責任を果たそうと努めること。
と思います。
1.身の回りのヘイトに加担しない・距離をとること。
ネットで、「こいつマジアホ」とか、軽い気持ちでからかったり、差別的な言葉を意図的に・無意識的にリツイートしたり、そういう軽い行為・発言・思考をする人達と距離を置くこと。
その行為自体がどうではなく、その行為の本質は、どういうことなのか?
何かの問題に、超えてはいけない線があるとしたら、ヘイトの場合は、それを超えているのではなく、ベクトルが同じなのかどうかという視点ももつべきかと思います。
そして、知り合いが意識的に・無意識的にそんな行為に加担していたら、どうすればいいのか?
私なら、その人と話ができる関係性であれば、実際に会った時に話します。
(テキストで伝えるには誤解を生みやすいので)
私も無意識にそうなってしまっていたらいたら、指摘してくれることはどんなにありがたいことか、、、。
そういうことができないとしたら、フォローを外す、ミュートにする、距離を取るかどうかは自分自身です。
2.自分に向き合う責任を果たそうと努めること。
自分に向きあえている時ほど、問題の原因を外部に見出さなくなってくると思います。
でも、人は楽をしたがる生き物です。
自分に向き合うのは苦しいから、他者や外部を責めて、自分に責任がないと考える方が、気持ち的に楽なんですよね。
そういう意味で、トレーニングはそんな自分と向き合う力を養ってくれると思います。
変えることができるのは自分のみ。
やったらやっただけ自分の意識が変えられる。
世界平和のためのトレーニングというと、なんだかモチベーションが湧いてきませんか!!
(この文章だけ見ると、なんのことやら・・・ですが。笑)
まとめ:まず自分たちができることは、知ること、理解を深めること
そうはいっても、こういう問題は身近ではないことが多く、TVを消したり、携帯を閉じたら、「よし、仕事しなきゃ。」「さて、トレーニングしよう。」
と、他人事になってしまいますよね。
ですが、”全ての問題の原因は、憎しみではなく無関心からきている”と、
ユヴァル・ノア・ハラリ教授が記事でおっしゃっているように、
まずは知ることで自分を変えることから始めてみようと、思います。
これを読んで、少しでも世界で起きていることを知る努力をしよう、でもどうやって?と思った方。
第一歩として、サムソンコーナーのメルマガ(日本語・無料)を購読しましょう。
世界中のメディアの記事を選んで、日本語に訳してくれています。バックナンバーも見てみてください。
日本のメディアと違う報道の在り方、ものの見方を学べます。
ご本人には一度しかお会いしたことがないのですが、
インスピレーションと才能が溢れすぎて垂れ流しになっているような方で、忘れられません。
溢れる情報を取捨選択するために、自分の軸を定めるのってなかなか難しいと思います。
信頼できる視点を持った方のフィルターを利用するのは、効率良く情報を選び、学べる1つの手だと思います。
頭が凝り固まっている方、退屈してる方、海外の情報にもっと触れたいけど英語が苦手、な方、是非チェックしてみてください。
サムソンさん、記事いつも楽しみにしています♪
では今日はこんなところで・・・・・
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