こんにちは!
今年はなぜか花粉症が軽いです。
周りのみんなは今年はひどいと言っているのに、おかしい、、、
ふと思ったこと。
去年まではこの時期に減量したことなかったけど、今年は初めてこの時期にやっている。
減量による免疫力低下で、花粉症の症状が治まっているのでは?
なんて、推測をしている今日この頃です。。。
今日は、ビキニとフィットネスビキニの違いについてお話してみたいと思います。
写真は親友でビキニ競技者かつ薬剤師さんのさおりちゃん(新潟在住)。
去年フィットネスビキニ東日本オープンのオーバーオール(身長関係ない部門)で優勝。
ジムまで片道1時間半(冬は雪道なので2時間)を通っている、鉄人です。
サイドから前にざっくり入る腹斜筋がかっこよすぎますね。。。。
これは、フィットネスビキニです。

写真掲載許可済(笑)
以前、インスタグラムでこんな質問をしました。
「ビキニとフィットネスビキニ、どっちが好き?」
結果はフィットネスビキニが60%と僅差で勝利。
ですが、何人かから、
「実は違いわかってないんだけど何が違うの?」
と質問を受けたので、せっかくなのでまとめてみたいと思います。
(間違っていることがあれば教えてくださいね)
1.主催団体の違い、異なるプロリーグ
2.ポージングの違い
3.その他の違い
1.主催団体の違い、異なるプロリーグ
ビキニ(BIKINI):アメリカのNPCやIFBB professional league が主催する大会でのカテゴリ名。
Olympiaなどで有名な, Angelica, Cortney, Janetなどの従来からのビキニプロ選手はこのIFBB professional leagueの選手です。
フィットネスビキニ(BIKINI FITNESS):ヨーロッパを中心とするIFBBが主催する大会のカテゴリ名。
世界選手権、世界男子選手権など、JBBFのトップ選手が出場する世界大会の主催をしているのはこちらです。
こちらはアマチュア選手権を主催している団体で、アンチドーピングをうたっています。
昨年までは、NPCとIFBBが提携していたので、ビキニ、フィットネスビキニいずれかの大会で好成績を収めた選手にはプロカードというものが発行され、IFBB professional leagueのプロの大会に出場ができるようになっていました。
日本のBIKINI pro第一人者の倉地さんも、このルートでプロになられたというわけですね。
しかし、去年9月に大きな出来事が!
NPCとIFBBが分裂しました。
人間関係やら色々な理由がありそうなこの分裂ですが、これによって、従来のアマチュアフィットネスビキニで好成績を収めても、そのままアメリカのプロになることはできなくなりました。
アメリカのプロになるためには、NPCが開催するPro-qualifierという大会に出る必要があります。
日本のNPCJも、この声明のあと日本でPro-qualifierの大会を開催するということを発表していますね。
なので、アメリカのプロになりたいのであれば、世界選手権で優勝するではダメになったのです。
別途NPCの主催する大会でも好成績を残さなくてはいけなくなりました。
日本でいうと、JBBFのオールジャパン、世界選手権で仮に好成績を残せても、アメリカのプロにはなれなくなったということなんです。
それって、プロへの道が遠くなったってこと?
いいえ、そういうわけではありません。
その後、IFBBは、IFBB側で別のプロリーグを作ることになりました。
それが、IFBB Elite Proと呼ばれるプロリーグです。
こちらは今年から始まったものでまだ歴史は浅いですが、今後世界各地でプロの大会を開催していくことになるのでしょう。
なんだかたくさんプロがあってややこしいですね。
ビキニ: 日本ではNPCJがこちらのポーズです。
基本的に、フロントとバックのポーズのみ。
フロントは真正面ではなく、上体をひねったり(写真左の2人)、体を横に向けて上体だけ前を向くようなポーズが多いです。
直近は、右4人のようなポーズをする選手が多い印象です。
バックは背中を広げたり見せることなく髪の毛で覆い、お尻を突き出すポーズ。脚は開いても閉じてもいいようです。
出典:Julielohre's FITBODY
フィットネスビキニ:日本ではJBBFがこちらのポーズです。
クォーターターンと言って、前、右、後、左の4方向のポーズを行います。
フロントは、腰をひねりすぎることなく、片方の足はサイドに流す。
バックは、背中がよく見えるように髪の毛で覆うことはせず、片手は腰、片足はサイドに流し、背中も広げます。
出典:Albelta Bodybuilding association
こうして比べてみると、ポーズが全然違うのがよくわかりますね。
3.その他の違い
ポージングが違うので評価基準も違うのでしょう。
どちらも、髪の毛やスタイル、女性らしさを含めたトータルパッケージで審査されるということにはなっています。
しかし、ポーズに厳格に指定がないビキニ、ポーズにある程度の統一感を定めるフィットネスビキニを比べてみると、
素人目にもは、ビキニはより見た目、全体の雰囲気などにポイントが上がりやすく、フィットネスビキニは形や筋肉量などを公平に見やすい、という印象があります。
また、近年では、フィットネスビキニは、コネクタなし、カップのビキニが流行しているようですね。↓↓
ちなみにこの方、2017年のアーノルドオハイオアマチュアビキニでオーバーオール優勝し、IFBBプロのプロカードの権利を得たものの、同年の世界選手権でもカテゴリ優勝していました。
ならなかった理由はわかりませんが、全員がIFBBプロを目指して競技をやっているのではない、ということがわかりますね。
出典:SN pro expo forum
ビキニは従来と同じ、キラキラのコネクタが上下についているようなものを着ています。
ポージングコスチュームについては厳格な定めはないと思います。
Q:どっちがレベルが高いの?
A:レベルをどこで測るかによって違うと思います。
プロの人数の多さか、賞金額の違いか、筋量か、華やかさか、、、、
レベルというより、方向性の違いでとらえておくほうが無難な気がします。
少しわかりやすくなったでしょうか?
私は個人的に、フィットネスビキニは競技性が高く、ビキニはショーとしての側面が強いイメージがあります。
せっかくあんなにいい背中をしているビキニ選手、隠さないで、がっつり広げたところを一度見てみたいなと思っています。
アジア選手権に向けてポージングを復習する意味でも、勉強になりました。
アジアまであと、、、、37日!1か月強しかありません!!
焦ってきました・・・・
今年はなぜか花粉症が軽いです。
周りのみんなは今年はひどいと言っているのに、おかしい、、、
ふと思ったこと。
去年まではこの時期に減量したことなかったけど、今年は初めてこの時期にやっている。
減量による免疫力低下で、花粉症の症状が治まっているのでは?
なんて、推測をしている今日この頃です。。。
今日は、ビキニとフィットネスビキニの違いについてお話してみたいと思います。
写真は親友でビキニ競技者かつ薬剤師さんのさおりちゃん(新潟在住)。
去年フィットネスビキニ東日本オープンのオーバーオール(身長関係ない部門)で優勝。
ジムまで片道1時間半(冬は雪道なので2時間)を通っている、鉄人です。
サイドから前にざっくり入る腹斜筋がかっこよすぎますね。。。。
これは、フィットネスビキニです。
写真掲載許可済(笑)
以前、インスタグラムでこんな質問をしました。
「ビキニとフィットネスビキニ、どっちが好き?」
結果はフィットネスビキニが60%と僅差で勝利。
ですが、何人かから、
「実は違いわかってないんだけど何が違うの?」
と質問を受けたので、せっかくなのでまとめてみたいと思います。
(間違っていることがあれば教えてくださいね)
1.主催団体の違い、異なるプロリーグ
2.ポージングの違い
3.その他の違い
1.主催団体の違い、異なるプロリーグ
ビキニ(BIKINI):アメリカのNPCやIFBB professional league が主催する大会でのカテゴリ名。
Olympiaなどで有名な, Angelica, Cortney, Janetなどの従来からのビキニプロ選手はこのIFBB professional leagueの選手です。
フィットネスビキニ(BIKINI FITNESS):ヨーロッパを中心とするIFBBが主催する大会のカテゴリ名。
世界選手権、世界男子選手権など、JBBFのトップ選手が出場する世界大会の主催をしているのはこちらです。
こちらはアマチュア選手権を主催している団体で、アンチドーピングをうたっています。
昨年までは、NPCとIFBBが提携していたので、ビキニ、フィットネスビキニいずれかの大会で好成績を収めた選手にはプロカードというものが発行され、IFBB professional leagueのプロの大会に出場ができるようになっていました。
日本のBIKINI pro第一人者の倉地さんも、このルートでプロになられたというわけですね。
しかし、去年9月に大きな出来事が!
NPCとIFBBが分裂しました。
人間関係やら色々な理由がありそうなこの分裂ですが、これによって、従来のアマチュアフィットネスビキニで好成績を収めても、そのままアメリカのプロになることはできなくなりました。
アメリカのプロになるためには、NPCが開催するPro-qualifierという大会に出る必要があります。
日本のNPCJも、この声明のあと日本でPro-qualifierの大会を開催するということを発表していますね。
なので、アメリカのプロになりたいのであれば、世界選手権で優勝するではダメになったのです。
別途NPCの主催する大会でも好成績を残さなくてはいけなくなりました。
日本でいうと、JBBFのオールジャパン、世界選手権で仮に好成績を残せても、アメリカのプロにはなれなくなったということなんです。
それって、プロへの道が遠くなったってこと?
いいえ、そういうわけではありません。
その後、IFBBは、IFBB側で別のプロリーグを作ることになりました。
それが、IFBB Elite Proと呼ばれるプロリーグです。
こちらは今年から始まったものでまだ歴史は浅いですが、今後世界各地でプロの大会を開催していくことになるのでしょう。
なんだかたくさんプロがあってややこしいですね。
2.ポージングの違い
ビキニ: 日本ではNPCJがこちらのポーズです。
基本的に、フロントとバックのポーズのみ。
フロントは真正面ではなく、上体をひねったり(写真左の2人)、体を横に向けて上体だけ前を向くようなポーズが多いです。
直近は、右4人のようなポーズをする選手が多い印象です。
バックは背中を広げたり見せることなく髪の毛で覆い、お尻を突き出すポーズ。脚は開いても閉じてもいいようです。
出典:Julielohre's FITBODY
フィットネスビキニ:日本ではJBBFがこちらのポーズです。
クォーターターンと言って、前、右、後、左の4方向のポーズを行います。
フロントは、腰をひねりすぎることなく、片方の足はサイドに流す。
バックは、背中がよく見えるように髪の毛で覆うことはせず、片手は腰、片足はサイドに流し、背中も広げます。
出典:Albelta Bodybuilding association
こうして比べてみると、ポーズが全然違うのがよくわかりますね。
3.その他の違い
ポージングが違うので評価基準も違うのでしょう。
どちらも、髪の毛やスタイル、女性らしさを含めたトータルパッケージで審査されるということにはなっています。
しかし、ポーズに厳格に指定がないビキニ、ポーズにある程度の統一感を定めるフィットネスビキニを比べてみると、
素人目にもは、ビキニはより見た目、全体の雰囲気などにポイントが上がりやすく、フィットネスビキニは形や筋肉量などを公平に見やすい、という印象があります。
また、近年では、フィットネスビキニは、コネクタなし、カップのビキニが流行しているようですね。↓↓
ちなみにこの方、2017年のアーノルドオハイオアマチュアビキニでオーバーオール優勝し、IFBBプロのプロカードの権利を得たものの、同年の世界選手権でもカテゴリ優勝していました。
ならなかった理由はわかりませんが、全員がIFBBプロを目指して競技をやっているのではない、ということがわかりますね。
出典:SN pro expo forum
ビキニは従来と同じ、キラキラのコネクタが上下についているようなものを着ています。
ポージングコスチュームについては厳格な定めはないと思います。
Q:どっちがレベルが高いの?
A:レベルをどこで測るかによって違うと思います。
プロの人数の多さか、賞金額の違いか、筋量か、華やかさか、、、、
レベルというより、方向性の違いでとらえておくほうが無難な気がします。
少しわかりやすくなったでしょうか?
私は個人的に、フィットネスビキニは競技性が高く、ビキニはショーとしての側面が強いイメージがあります。
せっかくあんなにいい背中をしているビキニ選手、隠さないで、がっつり広げたところを一度見てみたいなと思っています。
アジア選手権に向けてポージングを復習する意味でも、勉強になりました。
アジアまであと、、、、37日!1か月強しかありません!!
焦ってきました・・・・
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